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第5回公認心理師合格 K先生

2022年9月6日 合格体験記

この度,ポルトクオーレの公認心理師試験対策講座を受講して,おかげさまで無事に第5回公認心理師試験に合格することが出来ました.

講座を受講する前の時点で過去問の一部を解いた時に感じたことは,「解答が曖昧で正答しにくい問題が多い」ということです.

私は理学療法士の国家試験を受験したことがありますが,医学系の試験ではどちらかというと設問に対する解答が明確で,解き方や知識さえ分かっていれば他の選択肢はほとんどあり得ないという設問が多かったと記憶しています(しばらく前なので記憶は曖昧ですが).

それに対して公認心理師の試験問題では,「間違いではないが“早急に”行う必要は無いので×」といった選択肢が少なからずあると感じました.さらに,試験範囲は多岐に及び,自分の全く知らない分野の知識も身につける必要があります.

仕事と家事や子供のこともあるので,1日のうちまともに机に向かえる時間はほぼ0,せいぜい30分程度でした.1人で休める日が時々あるとは言え,それでも学生時代と比べたら勉強に費やせる時間は雲泥の差で,独学で合格するのは難しいかも,と感じていました.

そんな私にとってポルトクオーレの試験対策講座はとてもありがたいものでした.

ポイントを絞って最低限の知識と技術で正答にたどり着けるよう内容が厳選されており,Youtubeで何度も復習できるので,動画をダウンロードして通勤途中や家事をしながら耳勉強していました.

毎日の机に向かう時間はほぼ0でも,通勤は片道40分,冬は例えば除雪作業で1~2時間,この時間を知識のインプット・アウトプットに使えるのか使えないのかの差はとても大きかったと思います.

このような状況だったので,講義のオンライン参加や自習室への参加は全く出来ず,独りでの学習でしたが,合格にたどり着くことが出来ました.

特典の昨年度講義動画を一通り視聴して過去問を解いた時点で,6割以上は取れるようになりましたが,逆に不安になってしまって問題集や模試にも手を付けました.しかし結局時間が無くて,ベースとなる知識はやはりポルトクオーレの講義内容でした.

第5回試験は過去問とは傾向が違う問題が多かった印象で,本番中は「落ちる…」と思いながら解答していました.結果として得点率はちょうど7割でしたが,感覚的にはポルトクオーレの知識・技術+自分の専門領域で6割,模試などからの知識+まぐれ当たりで1割,くらいだったのかなと感じています.

試験合格のためには解けるべき問題を確実に解くことがカギになると思いますが,その解けるべき最低限の知識というのはテキストや過去問だけを漁っていても素人には分からず膨大な時間がかかりますし,正答するためのテクニックも一般的な問題集には記されていません.

こうした知識と技術を教えてくれたポルトクオーレには感謝していますし,受講して本当に良かったと思います.ありがとうございました.

これからは,さらに心理についての知識や人格を磨きながら,本業はもちろんのこと,カウンセリングやコーチングについても学びを深め,支援者ケアも含めたリーダーシップ・マネジメントの力もつけ,自他ともに健康と幸福であることを目指して自分に出来ることを模索していきたいと思っています.