『にもかかわらず希望を持ち続ける』
不安や心配に押しつぶされそうになった時、先生から頂くお言葉は私にとって安定剤に代わる魔法のようでした。
私は今回3回目の試験に臨みました。
過去2回は数点足らずで涙し、応援してくれている家族にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
多感な子供達を前に、母も『やればできる！』という事をどうしても示したく、仕事後疲れ切っていても机に向かい、シャーペンを持ちながら寝落ちする日もあれば、家族が寝静まっているのを好都合と捉え早朝から動画を流し、ヘッドホンをしながら家事をしたりと時間がない中でいかに学ぶか試行錯誤、無我夢中の毎日でした。
ラスト2ヶ月は先生の吟味された内容のみ、過去問と動画、確認テストの繰り返しから知識の定着とアウトプットに絞り、点を取る技術を何度も確認、押さえるべきポイントを見直し、マインドマップから知識の点と点が線として繋がっていき自己知識の再確認ができました。
試験本番もマインドフルネスの実践の仕方を教わってきた事が活かされ、深呼吸しながら落ち着いて臨むことができました。
今回『合格』を手に出来たのは喜田先生の暖かい励ましと、事務局先生方の手厚いサポート、一緒に頑張る仲間が自習室に行けば必ずいて励ましあえたり確認しあえたりできた環境が本当にありがたく、1人で孤独になりがちな勉強も楽しく学び続けられました。
そして先程合格証が届きました。
今までは周りの方々の合格証を羨ましく眺めていた側でしたが、私も心理師として歩むスタートラインにようやく立つことができました。
合格したから終わりではなく、看護師として働く中でこの学びが組織の中でどう活かされるか、患者さんご家族に還元させて頂く事ができるかを日々模索しながらまだまだ勉強を続け前に進んで参ります。
昨年10月から今日に至るまで、暖かいご指導を頂きありがとうございました。私にとってポルトクォーレは心の港そのもので、かけがえのないご縁だと思っております。
これからもよろしくお願い申し上げます。