menu

2021年臨床心理士合格 U先生

2022年1月6日 合格体験記

1月に入ってすぐに「臨床心理士資格認定証交付手続受付票」が届きました。それを見て初めて苦しかった試験勉強から解き放たれたと感じ、感無量でした。

振り返れば、コロナ前に東京に台風が上陸するということで、試験の日程が延期になったその回が私の初受験でした。同年に公認心理師を既に合格しており、その勢いに乗って、臨床心理士試験も一次合格を手にしました。この回は2次面接がお正月明けでしたが、不運にも自身の体調不良から二次試験受験ができなくなると言うハプニングが起こったのです。

それから自信を無くしてしまい、もう受験を諦めようとしていた矢先に喜田先生との出会いがありました。喜田先生は最後まで一緒に伴走してくださると仰ってくださいました。そのお言葉通り、自信を無くして後ろ向きの発言をしても、いつも笑みを絶やさずに静かに私の気持ちに寄り添っていてくださいました。その姿勢からも、理想の心理士の姿を学ばせていただきました。

最初は、まとめの講義だけを受講していましたが、あまりにも先生の授業が面白く、最終的には、全講義を受講することになりました。毎日、通勤の行き帰りと在宅でも、中毒のように喜田先生のビデオを繰り返し視聴することが楽しみになっていました。イヤフォンをずっとつけているので、最後は耳が痛くなり、難聴になるかと思うほど聴いていました。

喜田先生に「先生のおしゃべりは本当に面白いですね」言いますと、先生は「何も面白いことを言ってませんが、何かツボに入っていただければ・・・」とお返事くださいました。

喜田先生が意図して発していない、ご自身もわかっていないその面白さが喜田先生の魅力なのだと思いました。何が面白いのか?と言いますと、心理学は私たちの生活と密接に関係しています。喜田先生の講義は、実生活のエピソードを取り込んでご説明いただけるので、頭に状況が浮かび、印象に残るのです。

お陰で私は、先生のビデオとレジメだけで、外部の模試でも7~8割は確実に取ることができました。また、心理検定の特一級も同時に取得できました。これも、喜田先生が、「何も特別なことはいりません、サラリと受かってきてください」とおっしゃるので、物は試しに受験しただけです。喜田先生の名セリフ「受験はゲームです」はすべての資格試験に繋がっていると感じています。苦しかった受験をゲームと思えることで、どれだけ救われたことでしょう。喜田先生の出会いは試験に合格するだけではなく、私の人生に変化を与えてくださったと思っております。私と同じように、後に続く方々が試験だけでなく、より豊かな人生となりますように祈念しております。

喜田先生はじめ事務局の皆様にも、改めて心より感謝申し上げます。有難うございました。