特別支援教育に関わられている先生は多くいらっしゃると思います。今回は、45年にわたり特別支援教育に携わってこられた福岡淑子先生を講師にお迎えし、オンラインにて包括的に特別支援教育についてご教示いただくとともに、現場での工夫例などもお伝えいただきます。また、「特別支援教育のテーマは、『連携』です。ひとりでは何もできません。」というお言葉をいただいており、「連携」についても具体例をお話いただきます。
特別支援教育に関わられている先生はもちろんのこと、工夫例や連携などは他領域で働かれている先生も持ち帰っていただくことができます。ぜひご参加ください。
【日時】
2025年6月1日(日)、10時~11時30分(オンライン)
*当日ご欠席でも、記録動画を2025年12月末までご視聴いただけます。
【セミナー内容(案)】
・特別支援教育とは
・特別支援学校の一日
・特別支援学級での一日、工夫例
・通級にくるのはこんな子たち。工夫例
・通常学級と特別支援学級か迷うグレーゾーンの親子への対応
・「連携」の重要性
・特別支援教育を志す方々へのメッセージ
【お申込み】
以下からお願い申し上げます。
*銀行振込、領収書をご希望の先生はお申し付けください。
【福岡淑子先生ご紹介】
・学歴
神戸親和女子大学児童教育学科卒業
国立大学法人兵庫教育大学大学院障害児教育専攻修了
・職歴
兵庫県立神戸特別支援(養護)学校教諭、兵庫県立のじぎく特別支援(養護)学校教諭で38年間知的障害児と肢体不自由児の教育に携わる。定年退職後、国立大学法人奈良教育大学特任講師(1年)、国立大学法人奈良女子大学非常勤講師(1年)、兵庫県立西神戸高等特別支援学校非常勤講師(7年)、大阪青山大学非常勤講師(2年)、国立大学法人神戸大学非常勤講師(6年)
・保有資格
公認心理師、臨床発達心理士、教育カウンセラー(初級)、養護学校教諭専修免許状、小学校教諭専修免許状、幼稚園教諭1種免許状、
・メッセージ
特別支援教育に携わって45年間、知的障害と肢体不自由の子どもたちと一緒に遊んだり勉強したりの日々でした。障害の程度は、最重度と言われる子どもから軽度の障害まで様々な子どもたちと出会いました。担当学年は、偶然にも(幼稚部を除く)小学部1年生から中学部、高等部3年生まで、すべての学年を担任しました。また、特別支援教育コーディネーターとして校内支援および校外支援も行いました。
特別支援教育のテーマは、「連携」です。ひとりでは何もできません。とくに特別支援学校には様々な職種の人がいます。その方々と連携してこそ、子どもたちが健やかに育ち、教員も成長します。このような経験を踏まえて、スクールカウンセラーをされておられる先生方のお役に少しでも立てることができれば幸いです。