政府はリスキリングに力を入れ(5年で1兆円規模)、経済産業省、文部科学省、厚生労働省などが関わり、国民の「キャリア」に対し、サポートをしています。今や対人援助職にとってキャリアという視点は切り離せないものであり、ポルトクオーレでも9月に「キャリア理論」のセミナーを実施いたしました。
対人援助職が知っておきたい「キャリア理論」セミナー
「さらに実践について学びたい」「ケースを知りたい」「現場の声を知りたい」と多くの反響、ニーズをいただきました。今回は「実践講座」として一般社団法人キャリアコンサルティング振興協会 代表理事の須田万里子先生をお迎えし、オンラインでケーススタディを含めた講座を開催いたします。特に「心理職との連携」という視点にて、心理療法→キャリアカウンセリングの連続性についてもご提案いただきます。
「キャリアコンサルティングについて知りたい」「より実践的なスキルを学びたい」「不安への対処について知りたい」という方、ぜひご視聴ください。3月末までご視聴可能です。
【当日の内容】
1.環境変化への対応 リスキリング
①支援市場の分野別にどのようにキャリアコンサルタントに求められるスキルが変化しているのか
(企業分野 教育分野 就職支援分野の変化と実践)
2.ますます求められる心理職との連携
① 大学の事例 音楽大学編
② 高校の事例 相談室との連携
③ 公的支援機関の事例(ハローワーク・ジョブカフェ・男女共同参画センター)
④ 企業の事例 セルフキャリアドックと中堅企業
お申込みは以下からお願い申し上げます。
*銀行振込をご希望の方、領収書をご希望の方、その他、ご不明な点は遠慮なくお問い合わせまでお願いいたします。
【講師プロフィール】
須田万里子(すだまりこ)
一般社団法人キャリアコンサルティング振興協会 代表理事
合同会社人材ドック代表
2級キャリア・コンサルティング技能士(国家資格)
メンタルヘルス検定Ⅱ種(ラインケアコース)
短大卒業後、メーカーに入社。その後大手人材会社にて、人材のマッチング~配置~教育を13年経験したのち、大手金融系人材会社の立ち上げに関わり軌道にのせる。
人材育成担当として、ヤング~ミドル・シニアのキャリア研修を新設し独立。
教育機関50校、公的支援機関でキャリア研修の実施およびキャリア相談室の運営に携わる。
現在は、複業型の越境キャリアコンサルタントとして、教育機関や公的支援機関でのキャリアセミナーの実施、カウンセリング。加えて企業の売上と社員の人財育成をつなげたコンサルティングを開始。
2020年よりREVICareer研修(2021年から金融庁の補助業務)において、大手から中小にキャリアチェンジを行う際のコツなどを中心とした「新しい環境で活かせる経験・スキルの棚卸」や「パラレルキャリアワークショップ」において講師を担当。長年の中小企業と大企業の現場経験を活かし、2023年より「コンシェルジュ」として理論でなく実践を中心としたカウンセラーとして活動中。