心理支援へのニーズが高まる中、個別カウンセリングだけでなく集団を対象とした教育研修の重要性も注目されていますが、様々なデジタルツールの普及により最近はオンライン研修も手軽に実施できるようになってきています。
「1対1でのカウンセリングはできても集団へのプレゼンテーションは苦手」という声を踏まえ、これまでにもプレゼンテーションセミナーなどを実施してきましたが、参加された先生方からは、「オンライン研修では対面と違って相手の反応が分かりにくく戸惑ってしまう」、「オンラインならではの研修のコツが知りたい」という声もいただいていました。
そこで今回のセミナーでは、心理支援の幅を広げ、より多くの方々の心理的成長に貢献できる可能性を秘める教育研修の意義やメリットと共に、対面だけでなくオンラインも含めて、魅力ある効果的な教育研修を実施するためのコツを分かりやすくお伝えいたします。
講師は、これまで20年以上にわたり多数の企業や官公庁、学校などで教育研修を実施し、オンライン研修も多くの実績をもつ綾部和幸先生(公認心理師・シニア産業カウンセラー)です。
一般向けの教育研修の受講者は必ずしもメンタルヘルスに興味がある方ばかりではありませんが、そうした中で、より効果的で満足度の高い教育研修を提供するには、どのような配慮や工夫をすればよいのか、その秘訣を、豊富な経験を踏まえて分かりやすくお話しいただきます。
【日時】12月1日(日):9時30分~11時30分
*当日ご欠席でも、記録動画を2025年3月末までご視聴いただけます。
お申込みは以下からお願い申し上げます。
*銀行振込をご希望の方はinfo@portocuore.jpまでご連絡をお願いいたします。
【研修の主な内容(予定)】
①教育研修の意義と必要性~個の支援から集団の支援へ
②カウンセリングと教育研修の共通点と相違点
③ハードスキルとソフトスキルの違い
④心理職が教育研修を実施するメリット~スキルの多様化と専門性の拡大
⑤うまくいく教育研修の基本スキル~対面からオンラインまで
⑥AIを活用した教育研修の効率化と質の向上のコツ
【進行スケジュール(予定)】
①前半(50分)
講義とブレイクアウトセッション
②休憩(10分)
後半(50分)
③講義とブレイクアウトセッション
④まとめとQ&A(10分)
【綾部和幸先生プロフィール】
公認心理師、シニア産業カウンセラー。学部時代、ロジャーズのPCAの考え方に大きな影響を受け、卒業後は高校教諭として教育相談に長く携わる。その後、心理職へとキャリアを変更し、現在は多くの企業や官公庁(中央省庁・警察・自衛隊・自治体など)、学校(保育園・幼稚園から大学まで)などでカウンセラー×研修講師として活躍中。