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【夏休み企画】スクールカウンセラーが知っておきたい自殺予防

スクールカウンセラー(SC)として子どもと向き合う中で、こんな場面に立ちすくんだ経験はありませんか。

「死にたい」と打ち明けられたとき、何と返せば正解なのかわからず、頭が真っ白になってしまう。リストカットやオーバードーズ(OD)の話に、内心の動揺をどう扱えばいいのか戸惑う。触れていいのか、触れない方がいいのか——「踏み込みすぎて悪化させたら」という不安がよぎる

そのようなお声を、私たちは数多くいただきます。

本セミナーでは、学校臨床を専門とする飯田香織先生をお迎えし、SCが避けて通れない「自殺予防」を、知識・聴き方・実践の三方向から丁寧に読み解きます。世界的に推奨されるTALKの原則にもとづく具体的な声かけ、リスクアセスメントの考え方、そして近年急増する市販薬のOD(オーバードーズ)への対応まで——「死」に触れる支援だからこそ生じる支援者自身の不安の扱い方も含めて、現場ですぐ使える視点を持ち帰っていただけます。

「死にたい」は、多くの場合「このつらさがやわらぐなら、本当は生きたい」の裏返しです。その奥にある気持ちに、逃げずに、けれど安全に寄り添う技術を一緒に学びましょう。

夏休み明けの9月は、子どもの自殺が増えるといわれる時期。新学期を目前に控えた8月のこのタイミングで、備えを整えておきませんか。

【このセミナーで得られること】

  • 「死にたい」への向き合い方が変わる:聞くと強めてしまう/すぐ「死なない約束」をさせる——よくある“逆効果な対応”を手放し、誠実に聴く構えが身につきます
  • すぐ実践できる聴き方「TALKの原則」:Tell・Ask・Listen・Keep safe に沿った、具体的な言葉かけのレパートリーを獲得できます
  • 「踏み込む勇気」を支える知識:守秘義務の例外、家庭への連絡判断、リスクアセスメントの考え方を整理できます
  • OD・自傷への理解と支援:「生き延びるための手段」としてのODをどう理解し、Keep Contact(関係の維持)を軸にどう関わるかがわかります
  • SCだからできる予防活動の全体像:一次・二次・三次の3段階予防という視点で、自分の動き方を描けるようになります

【こんな方におすすめ】

  • 「死にたい」と打ち明けられたときの対応に、自信を持ちたいスクールカウンセラーの方
  • リストカットやOD(オーバードーズ)のある児童生徒への関わりに悩んでいる方
  • 知識はあっても、いざという場面での“聴き方”に不安が残る対人支援職の方
  • 守秘義務と家庭連携のあいだで、どう判断すればよいか迷うことのある方
  • 新学期(9月)を前に、自殺予防の備えを整えておきたい教育相談・養護教諭の方
  • 自傷や希死念慮に触れる支援で、自分自身の不安との付き合い方も見直したい方

■開催概要

  • 日時:2026年8月9日(日)9:00〜11:00
  • 形式:オンライン開催(お申込みくださった方には改めてZOOMのURLをお送りします)
  • 費用:ポルトクオーレ会員様:6500円+税
       一般の方:7500円+税、
       学生の方:2500円+税
    *当日ご欠席でも記録動画を12月末までご視聴いただけます。

【セミナー内容(案)】

✔ 日本における自殺の現状——10代だけ増加し続ける現実と、9月という危機の時期
✔ 「死にたい」の本当の意味と、心理的視野狭窄の理解
✔ 対応で生じやすい“2つの誤解”——触れない方がいい?/約束させればいい?
✔ TALKの原則にもとづく、具体的な声かけと聴き方のロールプレイ(実践演習)
✔ 秘密保持の例外とリスクアセスメント——「ふんばりどころ」の見立て方
✔ 自殺に至る対人関係理論(所属感の減弱・負担感の知覚・自殺潜在能力)
✔ SCができる3段階予防(一次・二次・三次)の具体的な活動
✔ 市販薬のOD(オーバードーズ)への理解と、Keep Contactを軸にした支援

「死にたい」の奥にある“生きたい”に手を差し伸べられるSCへ。現場で誰かの命を支えるための学びを、ぜひご一緒に。

お申込みは以下のボタンからお願い申し上げます。
*銀行振込、領収書をご希望の方はinfo@portocuore.jpまでお願い申し上げます。


【飯田香織先生ご経歴】


飯田 香織(いいだ かおり)先生

大阪国際大学 人間科学部 心理コミュニケーション学科 准教授。 博士(社会学)、修士(学術)。

専門はコミュニティ心理学、臨床心理学、学校臨床。「常駐型スクールカウンセラーの取り組み」に関する研究で日本生徒指導学会・研究奨励賞を受賞(2016年)。文部科学省の「いじめ対策・不登校支援等推進事業」にも携わるなど、学校現場における実践と研究を架橋する活動を行っている。

枚方市青少年問題協議会会長、社会福祉審議会委員などを歴任し、地域・学校・家庭をつなぐ支援のあり方を発信し続けている。