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妥当性④(構成概念妥当性)

構成概念妥当性とは 「測定対象である構成概念から予測される仮説を実証的に検証した結果から判断される妥当性」のことです。ただ、このままですとわかりにくいので、例を挙げます。

抑うつの新しい尺度を作成したとします。すでにある抑うつ尺度と高い相関を得られたり(収束的妥当性)、不安の尺度とは低い相関であったり(弁別的妥当性)すると、構成概念妥当性が高いと言えます。

因子分析結果の結果が、理論で想定された下位因子と一致しているかを判断する因子的妥当性もこちらに含まれます。