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第5回公認心理師合格 O先生

2022年8月28日 合格体験記

 この合格体験記を書ける日を夢見ておりました。この幸せな時を過ごせることに感謝です。喜田先生に出会えなかったら、合格を目指せなかったことと思います。

 174点という自分でもびっくりする点数で合格できました。

 私は、もともと外科医をしていたのですが、子供が2歳の時に神経難病を発症し、今は重度障がい者となり、24時間介助者に支援してもらいながら、子供の子育てに専念しております。人工呼吸器や栄養チューブなど医療ケアを受けながら、地域で暮らしております。

 今後の人生を考えて、子育てだけではなく医師としての新しいキャリア形成ができないものかと考え、心のケアにたずさわりたいと思い、公認心理師試験を受験することにしました。

 まったくこれまで勉強したことは違う分野、はじめは疑心暗鬼で勉強をはじめました。

 私は手もうまく使えないため、ひたすら、先生の動画を暇さえあれば流し続けました。毎日欠かさず聞き続けることにより、いつの間にか、面白いくらいに問題が解けるようになりました。

先生の講座は、本当にわかりやすく、しかも楽しく、試験が終わった今、少し寂しい気分です(笑)我が家の介助者や看護師さんも、先生の声が懐かしい今日このごろです。

 私にとっては子育て一番なので、基本的に子供と一緒にいる時間は勉強しないと決めているので、隙間時間で合格することができたことに感謝です。

 合理的配慮のもとで、はじめて国家試験を受けました。当日は、書き取り、問題文の提示などしていただき、その方々の対応も素晴らしく気持ちよく、障がいを意識せず受験することが出来ました。

 喜田先生に出会い、公認心理師試験に合格し、叶わない夢はないことを再認識させていただきました。

 試験に合格しただけではなく、今後は医師として何らかの形で道を築けないかと模索しております。今年の秋よりは、念願の医学科での講義も行うことになりました。医師になるという重圧の中で学生生活を送る医学生の心のケアにたずさわってみたいと思っております。

 次の目標も決めました。産業医取得と労働衛生コンサルタント試験合格を目指します。訪問介護の方々に日々助けられ生きてます。訪問介護の世界では、きちんとした心のケアのできる産業医を求めているが、なかなか出会えていないという実情を聞きました。

 病気で重度障がいがあるということを強みとして、今後も学び続けたいと思っております。

  先生、本当にありがとうございました!

 今後ともご指導の程を宜しくお願い申し上げます。